Looker Studio(旧称データポータル)で異なるコネクターに対してフィルターを適用する
Looker Studioでは、データソース間でコントロールを使用するには以下の条件を満たす必要があります。
- 双方のデータソースが同じコネクタで作成されており、かつ
-
双方のデータソースが固定的なスキーマを持ち、事前定義されたフィールドのセットを含む
片方がスプレッドシート、もう片方がSnowflakeのような場合では、同じ項目名だったとしても片方にしかフィルターが適用されません。
例) 片方にしかフィルターが適用されない
両方にフィルターを適用したい場合はどうすれば? と調べていたところ、
フィールドの項目ID
を同じにすれば異なるコネクタ間でもフィルターが適用されました。
やり方としては、
2つのコネクタのデータで、フィルターしたいフィールドの追加を行います。
データ1:
データ2:
項目ID
は編集可能なので、データ1のものをコピーしてデータ2に貼り付けて保存します。
各コネクタのデータでフィールドを追加後、コントローラーのコントロールフィールドを追加したフィールドにすれば、
このように異なるコネクタでも同じフィールドでフィルタリングができました。
ちょっとしたテクニックとして覚えておきたいと思います。